強化されたコミュニティ防疫下でもフロントライナーとして日々働いている警察官。特に現在は、新型コロナウイルス(以下、Covid-19)の感染拡大を何とか食い止めようと人々の移動を厳しく制限し、市内の20か所以上のチェックポイントでは、24時間体制で警官がチェックにあたっている。
地方警察署(Police Regional Office:以下PRO)のFilmore Escobal氏は記者会見において、管轄地域において現在までに、Covid-19に感染した警察官はいないと発表した。同氏は最前線で働く警察官に感染者が出ていない理由として、感染防止用の防具の適切な使用の遵守を挙げている。
またPROは、ソーシャルディスタンスの確保、ポケットサイズのアルコールの携行、フェイスマスク、ハンドグローブ、フェイスシールドの着用、頻繁な手洗いなど、予防安全対策を厳格に遵守するよう現場に促しているという。
彼らのようなフロントライナーを守るためには、できる限り彼らの感染リスクを下げる必要がある。強化されたコミュニティ防疫が施行されてから、1,949人が門限違反で逮捕されているが、市民一人ひとりが不要不急の外出を極力控えることで、チェックポイントなどで業務にあたる警察官のリスクを下げることができることをもう一度考えてほしい。
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