【News】フィリピン政府、韓国大邱市などからの入国禁止へ

セブパシフィック航空

Salvador Panelo大統領報道官は、韓国の慶尚北道と大邱直轄市からフィリピンを訪れる外国人の入国を禁止すると発表した。対象地域から帰国するフィリピン人の入国は認められるものの、入国後2週間は隔離措置がとられる。

また、留学生、永住権保持者、海外フィリピン人労働者( overseas Filipino worker)以外のフィリピン人の韓国全土への渡航も禁止した。

現在、大邱市では新興宗教施設などでの集団感染が確認され、韓国国内の感染者数が急増していることに対する措置である。

しかしフィリピンは韓国人に人気の観光地の一つであり、今回の渡航禁止措置は観光産業への影響は大きい。韓国経由でマニラ、セブへの渡航を計画していた日本人旅行者にも影響が及ぶと予想される。今一度、旅行会社および、航空会社に確認を取ることも必要になってくるだろう。

フィリピン政府が入国制限を実施するのは中国に続き2か国目であり、今後も各国の感染者数の状況次第では、入国制限の対象国が増える可能性もありそうだ。

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