ダバオ市の中国総領事館は、新型コロナウイルスによる中国とダバオ市の間の経済への影響は一時的であると楽観視している。
2月3日の記者会見で、Li Lin中国総領事はコロナウイルスの影響は主に観光と経済面で感じられ、特に厦門航空が運航していたダバオー晋江間の直行便が運航休止となったことが大きく影響していると考えているとコメントした。総領事は、週2便運航されていた直行便で、1便あたりにつき、平均60〜70人の中国人がダバオを訪問していたと言及した。
総領事は、「確かに、観光と経済面で影響はあるが’、これは一時的なものであり、私たちが将来をきちんと見据えている限り、経済協力や人と人との間の交流の前向きな姿勢は影響を受けることはないだろう」とも述べた。さらに同氏は、ダバオ市や航空会社、旅行代理店などと状況改善に向け、緊密にコミュニケーションを取っているとも付け加えた。
また、ダバオからの直行便が運航休止となったことで、晋江から訪問していた中国人観光客らは、マニラを経由して本国へ戻ったという。世界的に問題視されている新型コロナウィルスの問題が収束に向かい、1日も早く直行便再開の目途が立つことを願いたい。
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