ミンダナオ島を拠点に活動している新人民軍(New People’s Army:以下NPA)の最高財務責任者が、2月5日、ブトゥアン市内でフィリピン軍の作戦により殺害された。
この作戦で殺害されたのはNPA地域作戦司令部の財務官であり、南ミンダナオ地域委員会の情報特別作戦部隊の隊長であるManuel G. Maganteと特定された。フィリピン軍は同作戦で45口径のピストルやオートバイを回収した。
フィリピン軍東ミンダナオ司令部によると、Maganteは強盗や強盗殺人容疑などによる逮捕令状が発行されており、2015年にブトゥアン市で発生したAgusan del SurのDario O. Otaza市長とその息子Darryl O. Otaza氏の殺害事件、2018年のダバオ市内で発生した火災事件など、軍人と民間人を標的とする多数の暴力的かつ残虐な事件にも関与していたとされている。
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