【News】ダバオで進むバス交通計画、職失うジプニー運転手へ職業訓練

ダバオ市は現在、主な交通手段をジプニーからバスへ切り替えるハイプライオリティーバスシステム(High Priority Bus System 以下HPBS)計画を進めている。計画が進めばジプニー運転手は職を失うことになるが、政府はバス運転手への職種転換と補助金の交付による運転手への支援を準備している。

バス運転手への職種転換には、運転の習熟を初めとするいくつかのトレーニングが必要だ。HPBS計画社会開発担当官のNorman Baloro氏は「労働雇用省技術教育技能教育庁(TESDA)が作成を進めるバス運転手トレーニングプログラムの完成を早めてもらう必要がある。トレーニングプログラムの早期完成を求めるため、サラ・ドゥテルテ市長に協力を要請した」と公表した。

TESDAとその関係機関はフィリピン国家資格にレベルを割り振っている。バス運転手となるには、NC3(レベル3、やや複雑で自由度のある仕事を高いレベルで実行できる)が必要とされている。ジプニー運転手は、予定されている20日間のトレーニングを終了すればNC3が認められ、バス運転手に優先的に雇用されるという。「ジプニー運転手が街から追い出されることはない」とBaloro氏。氏によると、HPBS計画は1万人の雇用を生み出すとのことだ。

職を失うジプニー運転手には国家機関からさまざまな形で支援が行われる。TESDAを始めとした労働・教育機関は運転手への職業訓練を実施する。そのほか、保健省(DOH)は5千万ペソの予算を割り当てる。予算は、運転手とその家族が南フィリピン医療センター(SPMC)へ入院する場合に、入院費を補助するために使用されるとのことだ。また、市は運転手への補助金として2億5千万ペソを拠出する。

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