サラ・ドゥテルテ=カルピオ市長は、計画が進むダバオ市立大学(City College of Davao)の今年7月の開校を目指している。
サラ市長は、実弟で第19回市議会議長のセバスチャン・ドゥテルテ副市長への公開書簡の中で、ダバオ市立大学の設立にかかわる条例を可決するよう求めた。年内の大学設立を可能にするためには、条例を定めスムーズに計画をすすめることが不可欠とのことだ。
Pilar Braga市議会議員は、条例可決は間違いないと言ってよいが、全議員が条例の内容を理解しているとは言い難く、決議は次回に持ち越しとなったと述べた。同氏は、準備期間は数か月のみであり、施設、人員、規則などを揃えるため、条例の即時可決が必要であると説明した。
現在の候補地は市内中心部のQuirino Avenue沿いだが、より広大なエリアを確保し建設が進めば「世界クラスの都市大学」になるとのことだ。ダバオ市立大学にはダバオ市内の約1,000人が学費および宿泊費無料で入学でき、学生は社会的に不利な立場にある先住民族から優先的に選ばれることになるとBraga市議は公表した。
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