【News】ANA、ダバオへ直行便検討へ?

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ダバオ市商工会議所(DCCCII)のミラン会頭は、11月初旬に日本のいくつかの都市を視察した。その間、ANAと会話を持ち、ダバオ市への直行便の可能性を調査するよう促した。

同会頭によると、ANAのビジネスマンはダバオ市の成長率に驚くと同時に、航空会社の拡大計画に市を含む意欲を見せたという。同時にANAは、なぜ地元フィリピンの航空会社がダバオ-日本間の直行便を運航していないのかとミラン会頭に質問した。

ダバオ市ではこれまで、フィリピン航空とセブパシフィック航空が日本への直行便を検討したものの、両社ともに計画が進んでいない背景がある。

同会頭はANAの質問に対し、2018年にフィリピン航空が直行便を就航するとの報告を市に行い、サラ・ドゥテルテ=カルピオ市長もすでに承認したにもかかわらず、以降計画の進展がないことを説明した。

ANAはフィリピン航空の株式を約10%保有しており、業務・資本提携を結んでいる。ANAがダバオ市への直行便就航を決断すれば、結果としてフィリピン航空が業務を受け持つかもしれない。

ミラン会頭は「日本人は前向きな姿勢を見せていたが、期待するには時期尚早だ。」と本音を打ち明けた。  

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