【News】待望の日本-ダバオ直行便、開設実現に一歩近づくか?

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ダバオ市商工会議所(Davao City Chamber of Commerce and Industries, Inc.)のArturo Milan氏は、より多くの企業がダバオ市を訪問することを奨励するため、日本商工会議所(Japan Chamber of Commerce and Industry:以下JCCI)とダバオ-日本の直行便開設について会談を開いたことを明らかにした。

JCCIの住川武禧氏は、6月10日にSM Cityで開かれた講演の際、日本から輸送された商品の鮮度を保証するためにもダバオ-東京間の直行便がいると、その必要性を述べた。

住川氏はまた、航空機の接続性に関する懸念についてMilan氏と話し合いを行っていると述べ、ダバオ-東京間の航空接続に関して非常に積極的な姿勢であったと説明。日本政府も本直行便をいつでも迎え入れると語った。

同氏曰く、多くの日本投資家はダバオ市に興味を持っている一方で、戒厳令における航空接続や安全性への懸念が、日本の大企業進出の妨げになっているとのこと。

ダバオ市は今年、新規の国際直行便が増加するなど、同市がミンダナオのビジネスの中心地であることを意味している。ダバオ市と日本の強い関係、ダバオ市に対する海外投資を支援する地方自治体の存在を考えると、ダバオ-東京間の直行便開設はむしろ最優先事項であるだろう。