ダバオ市商工会議所の Maria Lourdes Monteverde氏は、政府がミンダナオの経済区域の申請を承認し、適切な措置をとることを希望していると述べた。現在、多くの海外投資家がミンダナオ島でのビジネスに関心を示しており、それらを考慮すると、ミンダナオの経済区域が承認されることは重要な意味を持つことである。先日、フィリピンのRodrigo Duterte大統領は、マニラ首都圏での経済区域の認可を保留し、政府機関が地方での農村開発を促進するよう命じた。これについてMonteverde氏は、ダバオ市が経済区域および農村開発を活用することが最善であると述べた。
一方、ミンダナオ開発庁のAdrian Tamayo氏は、ミンダナオの農村部では雇用機会を創出し、付加価値のある活動を行うことで、経済区域から大きな利益が得られると述べた。また、経済区域に事業を移転した大企業は、税制上の優遇措置や一部の政府負担金の免除されるとのこと。また同氏は、経済区域の下、生産性および雇用創出は確実に改善されると強調した。
ミンダナオは海外投資家の間で高い関心を集めており、農業においても評判がある。これらの利点を考慮すると、ミンダナオでの経済区域の活用を優先するのは政府にとっても賢明な選択肢の一つではないだろうか。