ダバオ市のマリログ地区およびパキバト地区にて、自然環境保護を目的に一部の内陸リゾートが規制される可能性がでてきている。ダバオ市議員のConrado Baluran氏は3月12日の記者インタビューの際に、ゾーニング条例の改正案を提出したことを明らかにした。内容は「上記2地区内で運営する”10,000平方メートルの敷地”を有する内陸リゾートは、総面積の2%(200平方メートル)のみをレストランや展望施設、来客の集合エリアの開発に利用できる」というもの。
残りの面積は自然保護の取り組みの一環となる植林用に保持されるそうだ。さらにこの度の改正案は、エコツーリズムおよびアグロツーリズム用のエリア識別に繋がると同氏は説明している。
また、上記改正案が可決された場合、アポ山で問題視されている「マナーの悪い観光客による汚染」を避けるため、保護区域や流域内でのキャンピングは禁止になる予定だ。