Mindanao Agricultural Machinery Industry Associationの会長であるPedro Lim氏は、次世代の農業起業家として有望な地元の若者の興味を引くため、現地の農工業をより有益なベンチャービジネスに変えることに取り組んでいると述べた。
11月29日にダバオ市内のApo View Hotelにて開催された「第1回Manufacturer’s Forum」でLim氏は、昨今の若者のほとんどは「農業は高収入なビジネスではない」などのイメージを抱いていることから、農業に対する興味がないことを指摘し、また、フィリピンの食糧供給を維持するうえでの新世代のアグリビジネスの重要性も強調した。
氏はさらに、ミンダナオの若者たちは、Philippine Center for Postharvest Development and Mechanizationといった異なる団体が導入している革新的な農業研究に参加することも可能だと述べたほか、Technical Education and Skills Development Authorityの会長も、農業生産に興味がある人向けのカリキュラムの組み込みも検討していると語っている。
農業セクターが促進されている今、ミンダナオ内で同業を営む労働者に対しても支援を行う必要がある。食糧の安全性を見極める農業起業家も大事だが、そのソースでもある農業従事者も十分な見返りを与えるべきではないだろうか?