【News】ダバオ市警察、違法薬物リハビリテーションプログラムをさらに強化へ

バタフライガーデン

わずか40% の違法薬物依存症の人たちのみがリハビリを受けていることがわかったことを受け、ダバオ市警察(Davao City Police Office 以下、DCPO)は、コミュニティーベースのリハビリテーションとアフターケアプログラム( community based rehabilitation and after care program  以下、CBRAP)を強化していくことを予定していることがわかった。

DCPOの広報担当であるガスペン氏は、DCPOのデータによると、およそ11,000人の市内の違法薬物依存症の人々が、政府の呼びかけに応じ、違法薬物の使用を止め、自身の生活の立て直しを考えているという。

ただ、これらの人々をどうコミュニティーベースのリハビリテーションプログラムに参加させるかが、大きな課題となっている。

「だからこそ、他の組織、特にCBRAPとの協力を強化していく必要があります」とガスペン氏は述べた。プログラムに参加しても、また違法薬物を使用してしまう人々も中にはいるという。

警察CBRAPは、違法薬物に関してアテネオ大学とパートナーシップを組んでおり、違法薬物の使用を止めるために当局に出向くことをためらわれる人たちが、その代わりに個々でアテネオ大学に行けるように促進している。