オーストラリア大使館は、ダバオ市のToril地区に住む先住民族”Bagobo-Tagabawa”の資源管理を強化するため、100万ペソの援助金を授与したことを発表した。同団体の長であるDatu Hernan氏は今回の援助金について、フィリピンワシを含めた野生生物の保護活動の大きな支えとなると述べた。
同民族の族長は5月25日、Malagosのフィリピン・イーグル・ファンデーション(以降、PEF)にて行われた式典において感謝の言葉を述べ、動物保護に対する彼らの取り組みをオーストラリアが認めたことへの喜びを露わにした。
同大使館は野生生物およびその他資源の管理プロジェクトの開発を目指してPEFと共同で取り組んでおり、オーストラリア大使のAmanda Gorely氏も、PEFの素晴らしい働きに感動したと述べている。
野生の生態系と共存しているBagobo-Tagabawa族。彼らはそれらの生息地保護を第一とし、今日に至るまで努めてきた。今回のオーストラリアの認識と感謝は、ダバオ市や地域社会、環境にいい影響を与えることになるだろう。