Buhangin Women’s Federation(以下、BWF)は今年5月、首都マニラにてエデュケーションツアーを実施し、ダバオ市の第2地区内に点在する13のバランガイからの女性メンバーたちが参加した。同ツアーは異なる地域社会における女性市民への支援を目的としており、BWFのBeverly Besin Ornopia会長が本活動を先導した。
5日間のツアーにおいて、女性参加者たちはそれぞれの地域社会の生活プログラムに関係する様々なプロジェクトに触れる機会を与えられ、マットやバスケットの製作、アロママッサージオイルの生産をはじめとした異なるセミナー、ワークショップが実施された。
BWFのLuz Visoyo氏は同組織のメンバーについて、組織内には家事だけでなく地域社会の発展にも貢献したいと願う女性メンバーが所属しており、今回のツアーはそんな彼女たちにさらなる活躍の機会を提供できるものであると語った。
多くの国では「主婦は家事を行う者」という固定概念が根強く残っている。しかし今回のプログラムがフィリピンの女性達にとって、女性は家事だけを行うのではなく、望めばどんなことでもでき、都市の発展における重要な人材の1人になれるということを広く認知させるきっかけとなることに期待したい。