ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長率いる、ダバオ市の代表団は、都市計画やインフラ開発についてのレクチャーを受けるため、日本に滞在中だ。独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)からの招待により実現した今回の訪日では、4月15日から21日の予定で滞在する。
「これはとりわけ、ダバオ市のインフラ計画を考えていくためのJICA、そして日本政府からの継続的な支援です」と、市長は声明文の中で述べた。今回の代表団には、マベル・スンガ・アコスタ市議会議員、市エンジニア局、市計画局、陸運局からそれぞれの代表者が参加している。
彼らは、東京都市計画、郊外エリア科学都市計画、紫川の汚染防止、北九州の環境国際戦略について学ぶことになる。また、東京交通管制センター、落合水再生センター、門司港、紫川等、その他日本のインフラ開発に関連する場所を見学する。
先日、市の関連部署からの22名で構成される経済・観光代表団が、日本からダバオへの観光客や投資を誘致するために、日本の4都市を訪れたばかりだ。
また、昨年の8月には市内マア地区に日本と共同でバイオディーゼル工場を建設した。工場は廃食用油を車用のバイオディーゼル燃料にすることを目的として建てられた。
これからますます、ダバオ市と日本との関係が強くなっていくことが期待される。