【News】税関局、偽造化粧品取引の業者を摘発

DCLA

税関局( Breau of Customs 以下、BOC)は先日、ダバオ市内の4つの異なった業者から、6千万ペソ相当の偽造化粧品やスキンケア商品を押収した。

BOCのイシドロ・レパーニャ局長は、4月20日、ポブラシオン地区バランガイ27-C の倉庫、小売業者が集まる建物、DCLA内の3つの業者に抜き打ち検査を行い、偽造商品を押収する結果となったと報告した。

香水、ローション、シャンプーや化粧品、その他のスキンケア商品がBOCにより没収された。「これらは品質管理テストに合格しておらず、使用者への健康被害を引き起こす、有害化学物質が含まれている可能性がある」とレバーニャ氏は話す。

氏によると、これら商品はすべて中国から輸入された物だとのこと。今回摘発された、倉庫や小売業者が偽造商品を取り扱っているとの苦情が申し立てられたことが、抜き打ち検査が行われる経緯となった。

これら業者のオーナーが納税証明書を提示できなかったことから、BOCは商品を押収し、店を差し押さえた。オーナー達は、関税・税金の滞納、税関近代化及び関税法の第117条、そして第118条の(e)と(f)項、知的財産法、食品・医薬品管理法の違反でBOCにより刑事告訴されることになる。

BOCのロマリノ・バルデズ氏は、「我々にとって今回の件は、一部の密輸・密売に対する措置でしかない」と話し、偽造品を出回らせないためにも、この様な商品を買わないよう人々に呼びかけた。