【News】ファッションセンスを磨ける専門学校、ダバオ市内でついに開校

人々

世界規模のクリエイティブ産業の一つであるファッション産業への参加を後押しするファッション専門学校が、今年6月8日よりダバオ市内で開校されている。

Institute of Fashion and Creative Arts(以下、IFCA)は、同産業において活躍できる才能を秘めた人材をダバオから生み出すために開校された学校であり、世界のファッション業界でも渡り歩いていけるほどの競争力を高めることを目指している。

IFCAはArgie Paul Irenea氏とXioti Chiu氏が共同で創立しており、二人は同校の講師も務めるそうだ。さらに同施設は学生のスキルだけでなく、最新の流行や技術を通しての起業力を磨きあげるほか、卒業生を最適なネットワークへと導き、ミンダナオのエシカルなファッションを盛り上げていってくれる。

ダバオでは多くの人々が食品・飲料事業に従事していることから、ファッション産業自体はそれほど盛んではなく、小規模の仕立屋やデザイナーのみがひっそりと営業を行っている。しかしながらクリエイティブ産業は奥が深いため、将来の若い世代がファッション業界を含めた同産業に足を踏み入れるチャンスが広がってくれることを期待したい。