【News】国内最大級のトラッキングアンテナ、ダバオ市内に建設予定

科学技術省リージョン11(以下、DOST11)が、フィリピンで最大級の大きさとなるトラッキングアンテナを、ダバオ市内に建設する予定だということがわかった。

DOST11とフィリピン航空庁が、リモートマルチミッションアンテナシステムの建設に関する覚書同意書に署名した後、その施設の建設が始まる予定だとのこと。「施設には7.3メートルのレードーム付きトラッキングアンテナ、コントロール室として使用される、40フィートのコンテナバンが建設されます。1階施設は、宇宙にある地球観測衛星の追跡管制設備となります。今年の第3四半期の完成を目指します」とDOST11の関係者が声明にて発表した。

1階施設では、地球観測衛星からの情報や画像の受信や処理を行う。災害対策、天然資源管理、環境モニタリング、汚染対策、エネルギー探査、緊急対応管理のようなことに適応できるリモートセンシングからの情報を得る役割も果たす。施設が完成した後は、DOST11がパートナー機関として監視、メンテナンスとトラブルシューティングを担当する。

これは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の、複数機関による研究開発の取り組みの一環であり、DOSTは、フィリピン大学ディリマン校、DOST先端科学技術研究所と日本の東北大学、北海道大学と、フィリピン地球観測超小型衛星事業を共同研究する。