【特集】ダバオライフの楽しみ方 子供と一緒だからこそ、ダバオがおすすめな理由 ~後半~

サマル島 リゾート

フィリピンが子連れ旅行に最適な理由

みなさんこんにちは。前回はダバオライフの楽しみ方~前半~として、体の中からリフレッシュできる、ダバオライフの楽しみ方を書きました。そして今回は子供と一緒だからこそ、ダバオがおすすめな理由をご紹介します。

フィリピン人は子供が大好き

皆さんは、子連れ、しかも乳幼児連れでお出かけするのって、結構肩身が狭く感じたりしませんか?そんなママのお悩みもここでは不要!フィリピンに住む人たちは、大人も子供もみんな人が大好き。そして、子供連れ、特に乳幼児連れにはとても優しいんですよ。

最初にそれを感じられるのが、マニラにあるニノイ・アキノ国際空港。日本からダバオへ空路で向かう際は、マニラかセブで乗り換えが必要となるんですね。わたしが利用したマニラでの乗り換えでは、子供を抱っこしているというだけで、空港職員も他の乗客たちも、「お先にどうぞ」「エレベーター使ってね」と案内してくれたんですよ。

その点、日本の空港は、というと、優先搭乗時間を過ぎてしまうと、なかなか優先搭乗することもできず、時には子供がぐずってしまったりすることも。そんな時こそ、周りの優しさを感じたいと思うものですが、残念ながら今の日本でそれを感じることは難しいのかもしれませんね。

子連れを特別扱いしている、という感じではなく、それが当たり前でしょ。という優しさ・ホスピタリティを、入国してすぐに感じることのできるフィリピン。普段は周りに甘えることができないというママこそ、フィリピン全体の子連れに対する優しさに甘えてダバオライフを楽しんでほしいものです。

セキュリティもしっかりしてます

日本国内でセキュリティチェックがあるところ、というと、空港の搭乗手続きとか、国際試合などの競技場でのゲートチェックなど、日常で触れる機会がほとんどないため、身構えてしまう、という人もいますよね。

ここダバオでは、モールや公園などでも、中に入る前にはセキュリティチェックを受ける必ところが少なくないのです。必要以上に身構えてしまう日本のそれとは違い、抑止力の意味を込めたセキュリティチェックではあるため、そこまでの厳重さはなく、手荷物チェックくらいではありますが、しっかりと警備をしているという安心感って乳幼児連れのママにとっては何ものにも変え難いものですよね。

セキュリティの問題で、子連れで異国に行くのはちょっと…と敬遠してしまうのはもったいないくらい、しっかりとしたセキュリティの中で過ごすことができます。もちろん、セキュリティがしっかりしていると言っても、お子さんと歩くときはちゃんと手を繋いであげてくださいね。

購入前の商品を飲んでもOK!

「スーパーマーケットにて購入前の商品を食べたり飲んだりしてはいけない。」というのは世界中どこでも一緒、だと思ってました。

だからこそ、お買い物中に子供が急にお腹が空いたり喉が渇いたりした場合は、途中で切り上げるか、子供に我慢させるか、どちらかを選択していますよね。

この場合、どちらを選択したとしても、途中で切り上げてしまえば、未消化な気持ちがママには残ってしまうし、子供に我慢をさせてしまっても、時間が経てば経つほどぐずったりして、子供もママもとても辛くなってしまうもの。

そんな理由で「子供の空腹や喉の渇き」というのは、スーパーマーケットでのお買い物においては天敵のようなものに感じていました。

「子供が喉が渇いたからといって、お買い物も早々に切り上げるのは、子供にもママにもよくないわ。」という考えなのかどうかはわかりませんが、ダバオでは幼児であれば購入前の商品を食べたり飲んだりしても構わないそうです。

これって、ママにとっても子供にとっても、何よりも素晴らしいことですよね。

小さい子供の「お腹が空いた」「喉が渇いた」というのは、ランチタイムでもない限り、すごくたくさん口にしたいわけではないんです。少し口にするだけで子供は満足だし、その姿を見てママもホッとできるし。

そして、ホッとしたママを見て、子供は笑顔を取り戻しますよね。

実際に2歳の我が子も、スーパーマーケットで喉が乾いてしまい、購入前のドリンクをいただきました。喉の渇きが潤されとってもご満悦になり、乗っているカートから降りる!と騒ぐことなく、楽しくお買い物をすることができました。

ドリンク一つでここまで変わってしまうものなのか、と非常に驚いた出来事でした。

より楽しく過ごしたい異国でのショッピングだからこそ、こういう配慮があるとより充実したものになりますね。

店員さんや他のお客さんが一緒に遊んでくれます

子連れで外で食事をしているとき、一番気になってしまうのが「子供がじっとできなくて」ではないでしょうか。

食べ始めの時はよかったんだけど、徐々に飽きてきちゃって、ほとんどゆっくり楽しめなかった、というのが子連れでの外食あるあるですよね。

そもそも、子供は長時間じっとできないもの。

ダバオの人たちはそれを理解してくれているから、店内で子供が動き回っても、椅子に立ち上がっても、そのことに目くじらを立てたりしないし、そうさせている親に対しても冷たい視線を送ったりはしません。

それどころか、店員さんが子供と一緒に遊んでくれたり、ひとりで遊べる子供に関しては、外に出ないように目を配ってくれたり、時には、他のお客さんが一緒に遊んでくれたりしてくれるんですよ。

もともと人懐こい2歳の我が子は、その状況がとてもうれしいようで、食事をしているわたしをよそに、店内を探検したり、店員さんとお話ししたりといった貴重な経験をすることができました。ひとりで行動するということで本人もなんだか少し大人になったようですよ。

日本で生活している限り、店員さんや他のお客さんが、自分たちが食事をしている際に子供の面倒をみてくれるなんてありえない、と思ってしまいますが、迷惑に思っていないからこそ、そのように対応してくれるんですよね。気遣いいただいてもつい遠慮しがちですが、「今はダメだよ」というときもちゃんと教えてくれるので、可能な限り甘えちゃいましょう。

子連れだからこそ外食も楽しんでほしい、そんな優しさを受け入れて、食事を楽しんでみてはいかがですか?子供の意外な一面も発見できますよ。

子連れで旅行、しかも海外、となると、日本にいるとき以上に「自分ひとりでなんとかしなきゃ」といろんな気を遣ってしまったり、神経質になってしまったりするものですよね。

だからこそ、「子供が大好き」「子供はみんなで育てる」という意識を持ってくれているダバオは、子連れの海外旅行にはおすすめなんです。

ダバオに行ったら、みなさんの優しさにとことん甘えてみる。そうすることで、ママの笑顔が増えていって、ママが笑顔だと子供ものびのびと過ごすことができます。そして、のびのびと過ごしている子供は、自分で考えて行動するようになるんですよ。

さらには親子の信頼関係も強くなり、これまで以上にいい親子関係を送ることができます。

子連れ旅行を楽しみたいなら、ぜひダバオにいらしてくださいね!

筆者プロフィール
越湖麻依子

ウェブデザイナー/ライター/個人事業主向けPC、ウェブ講座主宰など

出産を機に、これまでの会社員としての働きかたから、自身の見聞を広げ、子供にも広い視野を持ってもらいたいとの思いから、企業に属さずに仕事をする働きかたにシフト。
「PC一台で世界中どこででも仕事ができる生活」を目指し、主にウェブサイト運営・ライターなどをしています。
一方で、PCやスマホ操作・SNSなどが苦手な個人事業主向けに、オリジナルの講座を開催するなど、地元での活動にも力を入れています。

自由な生き方を始めたばかりで、いろんなことにチャレンジしながら奮闘中の毎日。
旅好きな人と繋がれたらうれしいです。