【News】トリリャネス上院議員、ダバオ市との確執が深まる

ダバオ市議会は、 Antonio Trillanes IV 上院議員と、ニューヨークを拠点としているビジネスウーマン Loida Nicolas-Lewis氏 を、市にとってのペルソナ・ノン・グラータに当たるとする決議案を、満場一致で可決した。ペルソナ・ノン・グラータとは好ましくない人物という意味である。

この決議案を提起したBernard Al-ag副市長によると、Trillanes上院議員はダバオ市は殺人とレイプが蔓延する、フィリピンで一番危険な街だと、海外でのスピーチで話しているとのこと。「ダバオ市が国内で一番危険な街だとの主張は到底受け入れられない。このことは、市の安全を保つために努力をしているダバオ市民を侮辱することになる」と副市長は述べた。上院議員はまた、ダバオ市民はドゥテルテファミリーに洗脳されており、ダバオ市が安全だと思い込んでいるだけだとも話しているとのこと。

副市長は、「Trillanes氏は、ダバオ市が犯罪が蔓延る街だと印象付けるためだけにアメリカへ行った」。「市民はこれらの言動に対して激怒しており、誰一人として、氏がダバオ市に来ることを歓迎しない」とも付け加えた。

副市長は、治安やビジネス、競争力と環境マネジメントの各分野の評価によって決定される、Seal of Good Local Governanceをダバオ市が20011年と2015年に、国務地方自治省から贈られていることも引き合いに出した。また副市長は、シカゴでの上院議員のスピーチを聞いた人たちに対して、「我々のタクシーやジープニーに乗ってみてほしい。我々の街を真夜中に出歩いてみてほしい。我々のレスランやカレンデリアで食事をしてみてほしい。我々の警察署に行ってみてほしい。もし危険を感じたのならば、ダバオ市がTrillanes氏の言うように、殺人とレイプで蔓延っていると感じたのならば、私はシカゴからの旅費を全額負担する」と呼びかけた。

一方で、 Danilo Dayanghirang市議会議員が、ドウテルテ政権に対して混乱の企てをしているとして、ニューヨーク在住のLoida Nicolas-Lewis氏の市への出入りを禁止にする決議案を提出した。この決定はアメリカに住むフィリピン人、及びすべての大使館に送られることになる。