消防局の発表によると、火災予防月間である先月、ダバオ市内にて52件の火災があり、被害総額が1,130万ペソになったとのこと。
ダバオ市消防局の広報担当である、ラミル・ギラド上級消防士によると、52件の火災のうち20件は住宅、15件が空き地、残りが倉庫や商業施設での火災だったとのこと。昨年同月の火災件数は36件、そのほとんどが住宅火災であり、損害総額が290万ペソであったことと比較して、件数は明らかに増えているという。ギラド氏は、今月に入って最初の3日間で起こった8件の火災により、250万ペソ相当の被害がすでにでていることも明らかにした。
火曜日には、マティーナアプラヤで火災があり、19棟の建物が全焼した。その1時間後には、ティブンコ公設市場で火災が起こり、商業施設や教会も合わせて9棟の建物が崩壊した。同日、バンケロハンでは合わせて31の屋台と家が全焼、50万ペソの被害がでた。電気ショートが火災の原因であった。また、サザンフィリピンメディカルセンターでは、空調設備のオーバーヒートによる火災が報告されている。
市内で起こる火災の一番の原因が、電気ショートであることから、ギラソ氏は、電化製品を使用する際は細心の注意を払うよう、市民に呼びかけている。