ダバオ市長サラ・ドゥテルテ氏は、市役所の職員を装い、クリスマス募金と称して金銭を求められた場合、直ちに警察へ通報するよう呼び掛けている。
実業家のLouie Cabandes氏は、市環境天然資源局(CENRO)の職員と名乗る人に、普段ゴミ処理で大変な思いをしている労働者に対し、クリスマスの特別な感謝として寄付金を集めている旨の手紙を受け取ったという。Cabandes氏は、その手紙の写真を撮ろうとした瞬間に逃走されたと報告している。
その後、記者はCENROを尋ね、手紙に記載されていたゴミ処理に携わるエンジニアとトラックの運転手が実際に同局で働いているのかを確認した。
CENROの局長代理Rosemarie Lozada氏は、手紙に記載されている名前の職員はいないこと加え、全職員にクリスマスの寄付金を募る行為を禁じていると述べた。