みなさんこんにちは、ダバオッチ編集部です。2017年カダヤワン祭レポート第2弾は、「 Hiyas sa Kadayawan Talent Competition」(=民族パフォーマンス コンテスト)と「Mindanao Trade Expo 2017」(=ミンダナオ 物産展)をご紹介します。
昨日Gモールで行われた民族パフォーマンスコンテストは、各民族の代表「Hiyas sa Kadayawan」が、テーマに沿った踊りや音楽で民族を表現するパフォーマンスコンテストでした。「Hiyas sa Kadayawan」とは、『カダヤワンの宝石』という意味だそうです。各民族のミス『宝石』達が中心となり、11の民族が、各々の民族の歴史や伝統を紹介するパフォーマンスショーはとても見ごたえありました。
左の写真、バカ殿じゃありません(笑)民族伝統のお化粧だそうです。民族代表のミス達が、迫力満点の伝統的で妖艶なダンスを見せてくれました。踊りや音楽はバリ舞踊に似ているものも多く、ダバオの民族は、ほとんどがインドネシアから海を渡って来たと言われているのも納得です。
センターコートの会場は満席で、モールの2階、3階も見学者が手すりを埋め尽くしていました。民族代表の方々、綺麗なだけじゃありません。歌や踊り、表現力もあり、楽器の演奏はもちろん、竹竿の上を右往左往したり、踊りながら人の上を歩いたりと、アクロバティックなパフォーマンスで観客を魅了していました。
全てのパフォーマンスがすばらしかったので、優劣をつけるものではないと思いますが、そこはコンテスト、審査員の方々も真剣に採点をしていました。そして、栄えある優勝はダララララララララ~(ドラムロール)バゴボ族のみなさんでした!!ココナッツジュースを初めて飲んだ時の表現力は、本当にすばらしく、ヘレンケラーの「ウ、ウォーター!」を思い起こさせる迫力でした。
また、カダヤワン祭に合わせて、アブリーザモールでは、Mindanao Trade Expo 2017(=ミンダナオ 物産展)が開かれています。約60ブース、210のプロダクトメーカーが参加しており、手作りの工芸品や、特産物を展示、販売しており、市内では、ここでしか買えないものも多数あるそうですよ。
地域の物品を集めて政府機関が展示販売しているブース、貿易産業省の管轄のブース、実際に商品を作っているメーカーのブースなど様々なタイプのブースがあり、ミンダナオの島中から集められた産物や製品の数々をまとめて見ることができる数少ない機会です。ほとんどのものがハンドメイドとのこと、かわいらしいですね。
また、特産物もたくさん販売されていました。コーヒーやドライフルーツ、野生のはちみつ、ダバオ産カカオのチョコレートなど、どれもお土産に良さそうです。この物産展は、カダヤワンと同様に20日まで開催しているとのことです。ショッピングがてら、お土産を探しに覗いてみてはいかがでしょうか。
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