ダバオ市水道局(以下DCWD)は、市内の人口増加と経済拡大が現在のペースで続けば、約5年以内には市の水供給が不足する可能性があるとの見解を示した。
DCWDの広報担当であるジョバナ・クレスタ・ドゥハイルンソド氏は、2026年1月8日のラジオインタビューの中で、現在、市内には気候変動の影響を受けにくい水源の余剰があるものの、移住者の増加や投資主導の成長により、水需要が着実に高まっており、システムへの負荷が増大していると指摘した。
ドゥハイルンソド氏によると、DCWD利用者の約98%はすでに24時間の給水サービスを受けており、同局はこのサービスの全住民への終日給水の実現を目指すとともに、新たな住宅・商業開発への対応を進めている。「都市の成長に対応するため、信頼性の高い水源の確保やインフラ強化に今から取り組み、将来にわたって安全で十分、かつ手頃な水を提供し続ける必要があります」と同氏は述べた。
ドゥハイルンソド氏は、「都市の成長に合わせて、今すぐ行動を起こさなければなりません。信頼できる水源の確保とインフラ強化を進め、将来にわたり安全で安価な水を供給し続ける必要があるのです」と強調した。
DCWDは、タムガン川を水源とする「ダバオ市バルク給水プロジェクト(大規模給水)」を通じ、1日あたり3億リットルの水を供給しており、100万人以上の住民が恩恵を受けている状況だ。
このプロジェクトにより、地下水への依存度が下がり、持続可能な水供給体制が整った。また、運用面の改善が進んだことで、断水時間の短縮や水圧管理の向上といった成果も出ている。
さらにDCWDは、新規水源の開発や、インフラ整備の財源確保のため、30%の水道料金値上げを申請中である。値上げは2段階に分けて実施される計画だ。
この料金改定案は、地方水道公社(LWUA)が妥当性を審査し、低所得世帯の月額料金は500ペソ未満に抑えられる見通しだ。
仮に満額の値上げとなった場合でも、最初の10立方メートルまでの料金は約320ペソにとどまる見通しである。






