フィリピン統計庁(以下PSA)ダバオ・デ・オロ支局は、事務局通達2024-193号の実施に伴い、「国民ID対応(National ID Accepted Here)」のステッカーおよびリーフレットの印刷・配布に積極的に参加した。この取り組みは、国民ID制度に対する市民の認知と受容の向上を目的としている。
この全国的な施策は、政府機関や地方自治体(LGU)、教育・医療機関、民間企業などの利用機関に対して、カード、紙媒体、デジタルのいずれの形式であっても、国民IDを各種手続きにおける有効な身分証明書として認識・受理するよう促すことを目的としている。
キャンペーンの一環として、PSAはダバオ・デ・オロ州内の各施設に広報資料47セットを配布し、このうちリーフレット150枚とステッカー15枚が実際に使用された。
配布は政府部門と民間部門の双方に対して行われ、政府機関10か所、金融機関を含む民間機関37か所が広報資料を受領した。
この取り組みは、国民ID制度の認知向上と利用促進を図るものであり、国民が公的・民間の各種手続きでその利便性を享受できるよう、PSAの継続的な活動を支援するものである。
また、この広報活動を通じて、PSAはより包括的で効率的な識別制度の整備に引き続き取り組んでおり、ダバオ・デ・オロ州内における身元確認プロセスのさらなる合理化と信頼性向上が期待されている。







