
ダバオ市社会福祉開発局(以下CSWDO)は、8月25日、市内のひとり親世帯を対象とした四半期補助金の第2四半期分(4月〜6月)の支給が完了したと発表した。
CSWDOのジュリー・P・ダヤダイ局長は、ダバオ市災害ラジオの「マダヤウ・ラジオ・プログラム(Madayaw Radio Program)」に出演し、「第2四半期分の補助金を、ダバオ市に居住し、資格を満たす所得の少ないひとり親4,522人に支給しました。補助金は四半期ごとに配布しており、今回の支給額は1人あたり3,000ペソです。現在は第3四半期分(7月〜9月)の支給に向けた手続きを進めています」と報告した。
補助金の受給対象となるのは、ダバオ市内に居住し、ひとり親IDを交付されている者であると補足した。
ダヤダイ局長は、ひとり親世帯に対してこの支援制度を前向きに活用するよう呼びかけるとともに、自身の状況について正直に申告するよう促した。
「支給対象でない方は申請を控えてください。本当に支援を必要としている経済的に困難なひとり親のために、補助金が適切に行き渡るようにすることが重要です」と強調した。
さらにCSWDOでは、登録されたひとり親が新たなパートナーと同居したり、結婚したりしていないかを個別に確認するのは難しく、他の市町村での婚姻の有無を把握することも同様に困難であると説明した。
ダヤダイ局長は、「正直に申告してください。虚偽の申請は避けましょう。すでに新しいパートナーがいる方は、補助を本当に必要としている、パートナーのいない方にその枠を譲るべきです」と呼びかけた。
さらに、結婚やパートナーとの同居により受給資格を失った場合は、ひとり親IDを返却する必要があると述べた。このIDは1年ごとの更新制となっている。
補助金やその他の支援サービスの利用を希望する場合は、CSWDOの本部または各地区事務所に問い合わせるよう案内している。