
教育省ダバオ地方事務所(以下DepEd-Davao)の報道官、ジェニエリト・ドドン・アティリオ氏によると、2025~2026学年度には約130万人の生徒が入学する見込みとのこと。
このうち、約739,755人が小学校、399,769人が中学校に在籍すると予想されています。残りは高等学校の生徒ですが、正確な人数はまだ確定していない。
前学年度(2024~2025年度)には、ダバオ地方で総計1,345,342人の生徒がすべての学年に在籍しており、その内訳は、小学校に754,719人、中学校に388,478人、高等学校に202,145人だった。2023~2024年度には、同地方内で約40,663人の教職員と、3,898人の教育関連職員および非教育職員が在籍している。
アティリオ氏は、早期入学手続きの重要性を強調し、「それにより、新入生のニーズを予測し、準備を整えることができる」と述べた。この取り組みを支援するため、DepEd-Davaoは再び「オプラン・バリク・エスケウラ(新学期準備プログラム)」や「ブリガダ・エスケウラ(ボランティア活動プログラム)」などのプログラムを実施する。
2025年4月23日にロイヤル・マンダヤ・ホテルで開催された「ダバオ平和・安全保障プレスブリーフィング」において、アティリオ氏は「私たちは、適切なスケジュールでデータを収集し、それによって来たるべき年に何が待ち受けているのかを明確にすることができるでしょう」と語った。
またその際、入学者数の増加が地域の人口増加に一因であることも指摘した。そして、2025~2026年度の授業は2025年6月6日に開始し、2026年3月31日に終了する予定であると発表した。これは、さまざまな団体からの要望を受けて、学年暦を元のスケジュールに戻した結果とのこと。
さらに、アティリオ氏は、一部の学校で報告されている老朽化した教室に関する懸念について触れ、「これらは適切な検査が行われない限り、すぐに『老朽化した』と認定することはできません」と述べた。教室の状態が技術者によって正式に評価・確認された場合、交換のスケジュールが組まれるとのこと。