ダバオ地方において、継続的な熱帯収束帯(以下ITCZ)の影響による豪雨が原因で、洪水と土砂崩れが相次ぎ、合計22人の死傷者が報告された。
2024年12月26日に発生した豪雨の影響で、ダバオオクシデンタル州、ダバオデルスル州、ダバオオリエンタル州の13の地域が洪水被害を受けた。
この結果、13,979人(3,446世帯)が被災し、そのうち以下の避難状況が確認されている。
– 避難所外に滞在中の世帯: 30世帯(133人)
– 避難所に滞在中の世帯: 816世帯(3,448人)
道路と橋、 3つの道路と4つの橋が大規模な損傷を受けた。このうち、1つの道路と2つの橋が通行不能。
– 住宅: – 全壊: 129棟 – 部分損壊: 188棟
– その他の被害: 7隻のバンカと7つの施設が損傷を受けた。
国家災害管理局ダバオ地方事務所は、被災地の監視と支援チームの派遣を強化している。被災者に対する救援物資の配布や復旧活動を、関連機関と協力して進めている。 気象状況と今後の警戒 フィリピン大気地球物理天文サービス庁は、ITCZと北東モンスーン(アミハン)の影響により、今後も豪雨によるさらなる洪水や土砂崩れの可能性を警告している。 住民には引き続き警戒と安全確保が呼びかけられている。
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