【特集】Kadayawan Festival #4 まさかのあの人が！コンサート、パレード、ダンスショー

はじめに
Kasikas sa Kadayawan（カダヤワンのコンサート）
Pamulak ug Indak Indak sa Kadayawan （カダヤワンのパレード）
Indak sa Kadayawan Showdown & Party （カダヤワンのダンスショー、閉会式）
まとめ
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はじめに

皆さんこんにちは。ダバオッチのリンです。今回はカダヤワン祭り最終記事、コンサート、パレード、ダンスショーの3つのイベントについての記事となっています！

ダバオの大きなお祭りカダヤワン祭りのエンディングを飾るこれらのイベントはお祭りの中でも、主要イベントとなっており一際盛り上がりを見せました。最後まで是非ご覧ください。

スケジュールは以下の様です。

-8/17 Kasikas sa Kadayawan 7pm-1am 📍サンペドロスクエア

-8/18 Pamulak ug Indak Indak sa Kadayawan 6am-1pm 📍ロハスからサンペドロまで

-8/18 Indak sa Kadayawan Showdown & Party 📍サンペドロスクエア

Kasikas sa Kadayawan（カダヤワンのコンサート）

こちらのコンサートはダバオのお祭りではお馴染みのリザール公園にて行われました。オープニングは民族の衣装を着たパフォーマーが現代風の音楽でキレキレに踊るパフォーマンスからスタートしました！

民族のパフォーマンスでは、静かに伝統的な音楽や衣装を楽しみましたがこちらのパフォーマンスでは観客も一緒になって盛り上がっています。その後は、フィリピンの街中を歩いていると聞こえてくる中毒性のあるこの曲です。

オープニングのパフォーマンスが終わるとなんと日本語の歌声が聞こえてきて来ました！観客も一層盛り上がりを見せています！

皆さん誰だか分かりますか？ヒントは「フィリピンで最も有名な日本人」です。

正解は「Fumiya、三海郁弥(現在はFuMiの名前で活動中)」です！フィリピンに友人がいたり、興味がある方はご存じなのではないでしょうか？

Fumiyaはフィリピンで語学留学をし、その様子をYoutubeに投稿したことをきっかけにフィリピン人の中で話題となり、フィリピンの有名なテレビ番組に出演したり現在では「フィリピンで最も有名な日本人」と言われています。筆者のフィリピン人の友人等に「フィリピンで有名な日本人といったら？」と聞くと真っ先に名前が挙がっていました。今回ダバオの公式アカウントカダヤワン祭りではFumiyaに関する告知が何もなかったのでサプライズ登場だったのでしょうか？観客側に本人がおりてくる場面もありかなりの盛り上がりを見せました✨

続いて登場したのはフィリピンで愛されるあのキャラクタ－です！

そうです！フィリピンのファストフード店ジョリビーです！見た目は可愛いのですが、踊りはさすがダンス大好きフィリピン、キレが凄いです。会場の皆から愛されるジョリビの登場によって一層盛り上がりを見せました。

Pamulak ug Indak Indak sa Kadayawan （カダヤワンのパレード）

カダヤワン祭りと言ったらカラフルなパレードですよね。こちらはロハスからサンペドロまでの道にかけて、午前6時から午後1時まで行われました。

子供達の衣装、小物、そして手で引くタイプの車までカラフルに美しく飾り付けられています。今回は50組の団体がパレードに参加したそうです！伝統的な衣装だけではなく、アイドルのような衣装を着た集団もいました！

パレードを横断しながら動画を回しているとポージングしてくれました🌺

パレードで使用される車にはランブータンなどの果物が飾り付けられており、パレードが終わった後にはなんと食べることが出来るんです（笑）大きなドリアンやフィリピンイーグル、ワリン・ワリン（お花）がきれいに飾り付けてあるので、パレードが終了した後は、多くの人が一緒に写真を撮っていました！

マクドナルドやジョリビ―、フードパンダによる車もパレードに参加しています。カダヤワン祭りと検索すると、ほとんどこのパレードの写真が出てくる程一大イベントなので、「カダヤワン祭りはイベント多すぎて何に参加したらいいか分からない」という方はこちらのイベントに参加することをオススメします！

Indak sa Kadayawan Showdown & Party （カダヤワンのダンスショー、閉会式）

カダヤワン祭りのエンディングを飾るのは、「Indak sa Kadayawan」、ダンスショーです。こちらのイベントはダバオの学校がパフォーマンスで1位を競うイベントです。これまでのショーと異なり、一つのショーの出演人数が倍以上なので迫力があります。今年は15組がパフォーマンスを披露しました。

こちらのイベントには賞金もあり、1位が100万ペソ（約260万円）、2位が50万ペソ（約130万円）、3位が40万ペソ（約100万円）です（2024年8月現在）💶！

パフォーマンスを見ようと多くの人が訪れています。このように道沿いには、アイスクリームやスマートフォンカバー、靴下が販売されています。

会場付近は特に密集度が凄く、全く進めないようなエリアもありました。ここで誰か倒れたら、、と考えるとぞっとする程です。セキュリティー上、会場の中に入る観客の荷物や顔を確認しなければならないのですが、各入口（2つ）に2人ずつカバンの中身を確認するガードの方がいだけで、観客の数に対して少ないです。トライアスロン大会の際も、完走後の選手対応スタッフや医療スタッフが少ないことが問題となっていましたが、今後のお祭りにおいて改善の余地がありそうですね。

このような混雑が予想されるお祭りでは、ベンチなども少なく立っている時間が長いので動きやすい靴で来ることをオススメします。

パフォーマンスは市内外の学生によるものです！先ほども述べたようにパフォーマーの数が圧倒的に多いので大迫力です！そして、全体的に振りが大きく、高速のダンス！ここまでの完成度まで持ってくるのに相当な練習量が必要でしょう。

また、会場には各地に巨大モニターがあるので、座りながらじっくり見たい方にうってつけです。

地べたに座って知らない人たちとスクリーンを見るのはなんだか新鮮でいいですね（笑）

カメラワークも良いので隅々まで見ることが出来ます。動画に移っている団体は他のグループと違い、ふんどしの様な露出が多めな衣装だったので、内心ハラハラしながら見ました💧（会場は大盛り上がり）

各グループによって演じる劇が異なります。全体の傾向としては、民族VS自然災害orモダン的な人々（侵略者？）→民族が負ける→救世主現る→なんとか立ち直ってみんなでダンス→終わりといった流れでした。

モニターで見ていると顔の表情まで見ることが出来るのですが、皆プロフェッショナルです。嘆き悲しむシーンは観客も悲しくなってしまう程です。小物の使い方も面白く注目ポイントです！海に飲み込まれるシーンを大きな布を使って表現したり、どうやって作ったの！？というようなリアルな魚も登場します。草を回転すると花になったり、その他にもドリアンやフィリピンイーグル、鍬、大きな顔など、種類豊富です！

また、観客による歓声が凄いのがこのカダヤワン祭りの一連の記事を通してお分かり頂けたのではないでしょうか？歓声というよりは叫び声です（笑）きっと知り合いが出演しているのでしょう。会場にいると、そんな熱狂的な観客と一緒になって盛り上がることが出来るので、初めて行く方や言語や文化などが全く分からない方も楽しめること間違いありません。こちらのイベントもパレードと同様に、筆者的カダヤワン祭りでマストGOのイベントの1つです。