【特集】KADAYAWAN FESTIVAL 2024 ♯1 遂に幕開け！サンペドロミサ、開会式

はじめに
スケジュール
MISA PASASALAMAT
第39回カダヤワン開会式
民族による踊りやお店
まとめ
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はじめに

皆さんこんにちは！ダバオッチのリンです。いよいよ2024年カダヤワン祭りが8/7からスタートしました。カダヤワン祭りはダバオの第一イベントで町の至る所にはカダヤワン祭りのポスターが張られています。また、マクドナルドやその他チェーン店も店員さんが普段と違う制服を着ていたり、お店の外観が祭り仕様に飾り付けられているのを見かけます…✨

今回の記事では大きなお祭りの際に行われるサンペドロ大聖堂でのミサ、マグサイサイパークでの開会式に参加してきました！街のリアルな状況をお伝え出来たらと思います。

スケジュール

こちらがカダヤワン祭りのスケジュールとなります。

8/7　MISA PASASALAMAT 📍サンペドロ大聖堂　PM3:30-PM5:30

8/8　第39回カダヤワン開会式　📍マグサイサイ公園　PM3:00-PM7:00

MISA PASASALAMAT

7日にサンペドロ教会でミサが行われました。

大きなお祭りがある時はこのようにミサが行われるそうです。平日の3時30からということもあって想像より参加者は少なかったです。しかし、大きなイベントであるため、普段よりも沢山の警備員の方がおり、戦車まで待機していました。このようなイベントで人が密集する際はテロなどが起こりやすいので、警備体制が強くなっています。また、持ち物についてもいくつか規制や警備の方に検査されるものがあるので以下でご紹介します。

リュックサック、大きなカバン→詳しくチェックされます。小さいカバンやトートバッグ◎
中身の見えない水筒→中身をチェックされます。透明のボトル◎
タバコ、アルコール×
尖ったもの、ナイフなど×
爆弾に関するジョーク×→普段も禁止されていますが、祭りなどより警備体制に緊張感が高まっている場面では絶対に言わないようにしましょう。

長いお祭りカダヤワン祭り、平和に行われることを祈ります。

第39回カダヤワン開会式

第39回カダヤワン開会式はマグサイサイ公園で行われました。

マグサイサイ公園の看板はずっとKadayawanのものになっています！また、公園入口のすぐ隣にある、フルーツマーケットではダバオを代表するドリアンが沢山販売されています！現在は収穫の時期なので普段よりお安くなっているそう。

カダヤワン祭りでダバオに訪れる方々は是非この機会にダバオのフルーツに挑戦してみてはいかがでしょうか？筆者は100ペソでポメロを購入しましたが、実がぎっしりで甘くて美味しかったです。また、店頭にはドリアンが多く並んでいました。ドリアンについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

民族による踊りやお店

カダヤワン開会式は午後3時から5時までそれぞれの民族がそれぞれのスペースで踊りを披露したり、食べ物や伝統工芸品を販売しました！

民族によって衣装もちろんですが、踊り、小道具が全く異なります。基本的に子供達が披露をするのですが、堂々と歌ったり踊ったりする姿に多くの観光客が釘付けになっていました。

マギンダナオ族が使用していたこちらは、本物の鹿の頭を使用しているようです。日本の獅子舞いと雰囲気が似ていますよね。衣装もフリルのような装飾がしてあり素敵です。

また、踊り以外にも民族独自の食べ物が販売されていました。中々食べる機会がないので嬉しいですし、気になりますよね。筆者はクラッカーのようなものを購入しました。甘すぎず素材の味が感じられて美味しかったです。また、お祭りなので公園内ではフルーツや野菜、フルーツを使ったシェイクなども販売されていました。

その中でも気になったのがこちらの自家製アイスクリーム屋さんです。フレーバーが沢山あります！普段はサマル島で販売しており、今回はお祭りの為売り出しに来たそうです。気になったフレーバーがあると味見もさせてくれました。

今回はココア味にしました。マグサイサイ公園は海に面しており景色を楽しみながら食べることが出来ます。アイスクリームはナッツが入っておりザクザクとした食感でとても美味しかったです。普段は食べる機会のないものにも挑戦できるのは祭りの楽しみの一つでもありますね。

開会式が始まる5時になる頃には大勢の人が集まってきました。式が始まると、まずお祈りをするのですが、キリスト教、イスラム教、先住民族それぞれのお祈りに関するビデオが流されており、さすが多様性を大切にするダバオだなと感じました。その後副市長などの挨拶が終わり、伝統楽器を使用した音楽と共に踊りが披露されました。残念ながら会場が制限されており、良い写真が撮れなかったので公式Facebookのお写真をご覧ください！

演奏が素晴らしくて鳥肌ものなのですが、その後入ってくる子供達の踊りも素晴らしくて、あの若さでみんな堂々と踊っていてすごいな、、と圧倒されました。そして笑顔が素敵です✨途中で小道具の1つが壊れるアクシデントがありましたが、動じずに踊り続けていました。過去にこのようにカダヤワン祭りで踊ったことがある方とお話をしたことがありますが、レッスンはかなり厳しいそうです。放課後夜遅くまで練習は続き、学校で寝泊まりしたこともあったよう。今回もこの完成度の高さには、毎日の厳しい練習があるのだろうと見ていて感じました。

その後、会場ではパネルにそれぞれの民族、そしてダバオ地方の1ピース、合計13ピースが順番にはめられ、それぞれの民族を象徴する色、柄の二つの手が握手をしている絵が完成しました。異なる民族、宗教の人々がダバオという場所で共存する様子を表している作品の様です。

カラフルな衣装と、独特な踊りやダンス、各民族のブースを始めとして、素晴らしい開会式でした。また、帰り際はやはり道が通常よりも混みあっていたので、お祭りの際は帰る時間を他の観客の人とずらしたり、お祭りに参加しない方は会場付近の道を避ける必要がありそうです。Kadayawan公式Facebookでは祭りのフル動画を見ることが出来るので気になる方はこちらからご覧ください。