フィリピン陸軍第10歩兵師団は、近日暴力事件が報告されていないが依然として、ミンダナオ島南部の地域社会に警戒を続けると発表した。平和な日常には、脅威が潜んでいる可能性があると強調した。フィリピン陸軍第10歩兵師団のルーベン・ ガドゥット報道官は、軍事作戦を維持するための継続的な役割を確認した。
彼らはとりわけ、南ミンダナオの特定の地域に残っている敵対勢力の所在を突き止めることに集中しているという。 また、南部ブキドノン、アグサンデルスル、スリガオデルスルに潜む脅威に対抗し、現在様々な脅威がダバオへ侵入することを防ぐ努力を優先している。「これらのグループを封じ込められなければ、我々の地域に侵入してくるかもしれない。これらが現在我々が注目している当面の脅威グループである。同部は、様々な地域の現状について、最新情報を提供する」と同師団は約束した。
また、ガドゥット司令官は、今月だけで旅団、大隊、中隊の派遣を含む48回の戦闘作戦を実施したことを明らかにした。彼らは、今後事件が起きた時に、死傷者を最小限に抑えるための対策をし、他の軍隊とも協力していくと語った。
昨年の大学での爆破事件や近日の殺人事件など悲劇的な事件が発生している。被害者を少しでも減らすために、継続的な訓練が必要となるだろう。
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https://davawatch.com/articles/2024/02/16/78405.html