ダバオ地方ひとり親家庭条例は、第20回市議会の第3読会および最終読会で可決され、ダバオ市の対象となる受益者に対して月額約 1,000 ペソの補助金を約束した。市議会議員はダバオ市に約6,000人のひとり親がいることを明らかにし、ひとり親とその子どもに対する支援が重要であると強調した。
この条例は、共和国法8972(2000年のソロペアレンツ福祉法)を適応させたもので、学用品、子育て相談、臨床検査、医療等の援助を含む経済的支援を含め、母親とその子供に必須のニーズを満たすことを目的としている。また、高齢者や障害者 (PWD)と同様に、ひとり親は、一部の基本的な日用品について 10%の割引を受ける権利がある。
この条例の給付金を受ける資格を得るには、申請者は有権者の身分証明書や都市登録証明書、PSAの出生証明書、ひとり親であることを確認するバランガイ証明書、結婚無効証明書、婚姻無効証明書などの裏付け書類などの必要書類を提出しなければならない。
もう一方の実親が支援をしていたり、経済援助をする別の個人との同居、または国の最貧困層の家庭に現金で奨励金を支給する、Pantawid Pamilyang Pilipino Program (4Ps)の受給者はひとり親家庭条例の補助金は受け取れない。ひとり親家庭が頼れる場所をダバオ市全体で作っていくことが必要である。
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