2023年EF英語能力指数によると、ダバオ市はミンダナオ島の全都市の中でトップの英語能力指数(EPI)を記録した。国内では、ダバオ市が609点で都市別英語能力ランキング3位を確保した。トップはバギオ市の618点、2位はドゥマゲテ市の617点だった。
年齢別に見ると、26歳から30歳のフィリピン人の英語力が604点でトップ、次いで31歳から40歳となっている。フィリピンは、2023年EF英語能力指数で113カ国中20位と1つ順位を上げ、前年度の578点を維持した。アジアでは、フィリピンは総合スコア578でシンガポールに次ぐ第2位を確保した。
しかし2022年の国際学力調査(Pisa)の結果については、フィリピン人学生の成績が2018年から変わっていないことに不安が残る。フィリピンはリーディングと数学で6位から最下位、科学では81カ国中3位から最下位だった。
このEPIでの高得点を維持し、PISAの結果を向上させるために、教師の仕事量を減らすことが重要である。一人の教師が受け持つ生徒の数を減らし、教育者が生徒の指導と教育に集中できるようにすることで、学習経験を向上させる必要性を強調した。将来的な結果がより良いものになることが期待できると考える。
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