市民防衛局ダバオ地方事務所(以下OCD11)は、ダバオ地方に住むすべての住民が「個人または家庭レベルで」災害に強くならなければならないと述べた。OCD11ディレクターのエドナル・ダヤンヒラン氏は、同事務所はダバオ地方の5つの州と1つの都市にサービスを提供するのに、深刻な人員不足に陥っていると述べた。
ダヤンヒラン氏は、今後も様々な利害関係者、先住民族、学術部門、ビジネス部門、イスラム教徒コミュニティ、治安部門と協力し、災害に対する対応メカニズムを構築していくと述べた。
また、災害を生き延びるために必要なものをすべて入れたGo Bagを各家庭で準備するよう促した。それは、単に災害が起こった後のサポートだけでなく、レジリエンス(回復力)という意味を含んでいる。
OCD11によると、Go bagには以下のものを入れると良い。
- 防水加工された書類
- 懐中電灯、マッチ・キャンドル
- 笛
- 新しい電池を入れたラジオ
- 救急箱 予備の現金
- 3日分の食料 飲料水
- 携帯電話、充電器
- 衛生用品
- 予備の衣類
- 毛布、寝袋
彼はまた、地方自治体は災害資金の5%を災害への備え、予防に充てるべきだと強調した。市民に対して災害への耐性を認識させ、強化させ、理解させることが必要である。火災や地震が起こりやすいフィリピンでは万全の準備が求められる。
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