【News】有効期限10年間、新しいフィリピンパスポートの発行開始

マラカニアン宮殿

フィリピンの外務省(DFA) は1月3日、既存の有効期限5年間のパスポートに加え、2018年より新たに発行されるパスポートの有効期限を10年間有効のパスポートとすると発表した。10年間有効のパスポートは18歳以上の申請者にのみ適用され、18歳未満については従来通り5年間の有効期限となる。なお、2017年以前に交付された5年間有効のフィリピンパスポート所持者については、期間満了までそのまま使用が可能となっている。

新たに発行される10年間のパスポートは、従来の5年間有効のパスポートと比較してもデザイン、セキュリティ機能、頁数などに変更はない。さらにはパスポートの申請費用についても従来の5年間の価格が据え置かれている。

なお、フィリピン競争法施行規則(Implementing Rules and Regulations 以下「IRR」)によると、材質の変更、パスポートのセキュリティ機能の強化、 ページ数の変更などの実施により追加費用が適用される可能性があるという。