フィリピン政府とトルコ政府は、2017年に5か月間の戦争が続いたミンダナオ島のマラウィ市の復興支援について、協力の可能性について議論を行った。
この話し合いは2月5日~6日、トルコのアンカラで開催された、両国にとって最初となるJoint Committee on Trade, Economic, and Technical Cooperation (JCTEC:貿易・経済・技術協力合同委員会) にて行われた。
トルコは人口の大多数をイスラム教徒が占めており、同国はマラウィの復興についてフィリピンを支援できると言及した。その上で、政府軍とテログループの交戦により影響を受けた現地の中小企業(MSMEs)への支援が可能であるとした。
また、両国企業の助けを借り、特にマラウィ市において同地域でより多くの仕事を創出するためにどのような産業がミンダナオ地方で展開できるかについての調査・研究を実施する予定で、両国政府間では貿易、投資促進、農業強化について話し合いを行っている。