2023年3月26日(日)にダバオ市において開催されるアイアンマン70.3(トライアスロン大会)では、スタートの際の伝統的な銃以外、一般市民の銃の使用は禁止されることになった。
フィリピン警察ダバオ支部(以下PRO11)の代表者であるEudisan Gultiano氏により、同組織はこのスポーツイベントの間、ダバオ地方での「居住地外での銃器携帯許可」(PTCFOR)の停止を推奨する予定であることが明かされた。
「イベントの1週間前にPTCFORの停止を勧告する可能性がある。翌週にはダバオ地方全域でPTCFORを停止するよう求めるかもしれない」と、同氏は今月15日、ロイヤルマンダヤホテルで行われたAFP PNP Press Corps media forumにて語った。
今年のアイアンマン70.3は、ダバオ湾での1.9キロメートルのスイム(水泳)、ダバオ市のJ.P. Laurel通りからタグム市までの90キロメートルのバイク(自転車ロードレース)、Azuela CoveからNCCC VPlazaモールまでの21キロメートルのラン(長距離走)と、その復路からなる予定だ。
過去のアイアンマン70.3では、参加者の予約枠が15分で埋まるほどの人気を見せている。世界中からアスリートが集まる今大会が、この施策の効果を発揮し、無事に開催されることを期待している。