フィリピン国内で一番熱いスポーツはバスケットボールである。どれくらい人気かというと、町中を散策していれば必ず1回くらいはバスケットボールコート、あるいは樹の幹に設置されたバスケットゴールを目撃できるほどだ。
そして今回、なんと2名のプロバスケットボール選手がダバオ市でコーチおよび体育教師向けのバスケットボールクリニックを無料で開催することになったのだ。
彼らを指導するのは、ダラス・マーベリックスやゴールデンステート・ウォリアーズなどのチームの一人として活躍した元NBA選手のチェロキー・パークス、そして数々の賞を獲得し、現在はロサンゼルス・スパークスに所属するWNBA選手のアラナ・ビアードのお二人。
本クリニックはフィリピンスポーツの促進と発展、ならびにスポーツを通じて国際関係を強化することを目指して、米国大使館とフィリピンスポーツ委員会(Philippine Sports Commission)の協力によって実現している。
フィリピンでは幼いころからプレイするほど愛されているバスケットボール。ダバオ市でも全学校がそれぞれのバスケットボールチームを持ち、地元では毎年トーナメントが開かれている。