このたびの第19回市議会において、新型コロナウイルス追跡システム(SafeDavaoQR:DQR)が条例となり、罰則が設けられることが可決された。違反すると罰金や社会奉仕活動、拘留などの措置が取られるため、これまで以上に携行する必要がありそうだ。
12月7日、市議会はDQRの使用義務についてすべての施設や人に求める条例を可決した。
条例によると、不必要な移動、他人にDQRを貸すこと、偽物のDQRを所持すること、無効になったDQRを使用することなどが禁止されている。また、有効なDQRの提示や担当者からのDQRのスキャンやヒアリングを怠ったり拒否したりすること、偽物の書類等を使ったり作ったりすることなども禁止されている。これらを違反した人物に対しては、最初の違反で500ペソの罰金、2回目は1,000ペソの罰金、3回目は1,500ペソの罰金または1ヶ月間の拘留 、もしくはその両方が課せられる。
また、DQRの所持者が不必要な移動をおこなう、無効になったDQRを使用する、有効なDQRを提示するのを怠るか拒否するかした場合、1回目は500ペソの罰金もしくは社会奉仕活動、2回目は1回目の内容のどちらかもしくはその両方、3回目は1500ペソの罰金もしくは1ヶ月間の拘留、またはその両方が課せられる。
DQRの全面実施については、依然としてQRコードの登録段階にあるため、適切なタイミングで発表があるとのことだ。忘れて処罰されることのないよう、DQRを携行するのを怠らずに生活していきたいと思う。