【News】8月から外国人の入国制限を一部解除、出入国管理局が詳細を公表

ダバオ国際空港

17日(木)、ロケ大統領報道官は2020年8月1日より、長期滞在を許可されているビザを持つ外国人の入国を条件付きで許可すると述べた。これまではフィリピン国籍者の外国籍配偶者またはその家族でビザを持つ外国人の入国をのみを認めてきたが、段階的に入国制限を緩和する方向を示した形になる。

これを受けてフィリピン出入国管理局は、フィリピンに入国できる外国人の要件を明らかにした。公開された情報によると、現時点でフィリピンに入国できる外国人は、フィリピン人と結婚している外国人とその子ども、外国政府関係者及び国際機関職員とその扶養家族、航空会社クルーと船乗りとなっている。

加えて8月1日から13シリーズ(a/b/c/d/e/g)、RA7919、EO324、Native-born visa、いわゆる永住権をもつ者の入国も可能であるとされた。また日本人には馴染みの深い、就労ビザ(9g)や留学ビザ(9f)、リタイアメントビザ(SRRV)などを持つ者の再入国許可は見送られた。

ダバオ市は、昨日からダバオ国際空港に到着するの全ての乗客に対し、PCR検査結果の提出を義務付けている。具体的には出発日から48時間以内に発行されたPCR検査の結果を出発地の空港チェックインで提出する必要がある。結果を持参していない乗客については搭乗が許可されず、自費で検査を手配するまで空港外に出ることも許可されないとしている。