【News】ダバオへの帰国者及び入境者の感染状況が明らかに

空港

29日(月)、フィリピン保健省ダバオ支部は、海外からダバオへ帰国した39名のフィリピン人海外労働者(OFW)及び、ダバオ地方外から入境した42名の合計81名が新型コロナウィルスに感染していたことを明らかにした。

同支部によると、海外からダバオへ帰国したフィリピン人海外労働者及びダバオ地方外から入境した国民は3092名であり、これらの人々の感染率は2.6%になることが判明したが、海外労働者がマニラ、セブ、クラークと、どのルートで帰国したのかはまだ把握していないと報告している。

ダバオ国際空港の国内線は6月8日に再開し、ダバオからはマニラ、セブ、クラークがそれぞれ就航を再開しているが、マニラやセブは未だに新型コロナウィルスの感染が拡大している状況であり、国内線が増便されることによって、さらなる感染者がダバオ地方に流入することが懸念されている。

しかしながら、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、ダバオ国際空港の国内線を増便していく意向を述べており、これを受けてフィリピン航空は29日、7月1日以降のダバオ発の国内線に、既存のマニラ、セブ線の他、イロイロ(パナイ島)、タグビララン(ボホール島)行きを週1回で再開すると発表している。