24日(水)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は地元のラジオ番組に出演し、6月8日から運用が再開されているダバオ国際空港の国内線で到着した全ての乗客に対して、6月29日より新型コロナウィルス感染拡大の防止の観点からPCR検査を実施すると述べた。
同市長は、ダバオ市内への新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、ダバオ国際空港が再開された6月8日まで遡って、ダバオに到着した全ての乗客にもまたPCR検査を実施するとも述べ、そのための予算も確保したことを報告した。PRC検査は市内の指定の病院で実施される予定だ。
ダバオ市によると、国内線でダバオに到着した全ての乗客のために、既にPCR検査キッドを1000個準備しており、また、到着した全ての乗客リストはダバオ市で保管、管理されているが、現在は検査に必要な人員を確保するためにボランティアを募集している段階であるという。
現在、ダバオ国際空港の国内線は一日1~2便に限定されているが、需要の高まりから市では、来週から一日6便まで増便させたい意向を示している。また同市では出発・到着に関わらず、全ての乗客に健康診断を行っており、市内や市外への新型コロナウィルスの拡散を防ぐための対策を徹底して実施している。