1979年、日本のロボットアニメ・テレビシリーズとして、初代ガンダムがブラウン管に登場してから40年。月日が流れた現代でも、多くのファンを持つ機動戦士ガンダム。初代の登場後も、続々と制作されていく『ガンダムシリーズ』と呼ばれる作品群は、子供向けのロボットアニメという枠を越え、その人気は日本国内はもちろん、世界中のアニメファンを魅了している。
そんなガンダムの最新劇場版3部作の第1部となる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 』の舞台に、ダバオが選ばれたのだ。舞台は未来のダバオ。連邦政府関係者を乗せたシャトルがテロリストと思われる人物にハイジャックされ、攻撃により損傷した機体を直陸させるのが、ダバオの連邦基地。ダバオの街を舞台に、壮大な物語が進行するという内容だ。
物語の詳細については、公開後のお楽しみとしておくが、本映画プロデューサーの小形尚弘氏はファンイベントにおいて、ロケハンの様子について語っている。以前に公開された香港が舞台となったシリーズの制作時は、ロケハンは行われなかったが、本作では、小形氏は映画監督らと共にダバオを訪れ、多くの写真やVTRを撮ったという。旅行関連書などからダバオの情報は得ていたものの、今回ダバオを訪れてみると、実際に歩いてみた海岸線など、参考書物で得ていたイメージとは全く違うのもであり、現地に赴いたからこそわかったことなどがあったという。このような日本映画の中で、ダバオが舞台となる映画はなかなかなく、ガンダムファンでなくとも様々な角度から楽しめる映画となりそうだ。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 』は、バンダイとアニメーションスタジオのサンライズが共同で制作にあたり、7月23日に日本で公開予定だ。
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