3月6日、サンボアンガ・デル・スルのDinas町で、フィリピン国家警察(Philippine National Police 以下:PNP)、国家調査局(National Bureau of Investigation 以下:NBI)などの合同捜査によって、違法たばこ工場が摘発された。
PNPのRhode Espero氏は、周辺住民からの情報提供をもとに当局が監視および検証を行い、違法たばこ工場の発見に至ったことを明らかにした。
また、NBI地域ディレクターMoises Tamayo氏は、摘発された違法たばこ工場を数ヶ月もの間捜索していたと述べた。同氏は、たばこ工場が、定期的に場所を移しながら操業し、当局からの追跡を逃れていたと言及した。
Dinas町の記録によると、違法たばこ工場は当初、海藻倉庫であると申告され、その後精米所に変更されていたという。
合同捜査チームは、敷地内からたばこの巻紙、テーピング紙などを押収し、翌日3月7日には、サンボアンガ・デル・スル内の別の場所で、乗り捨てられていた貨物バンに積まれた3台のタバコ製造機を回収した。
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