3月8日(日)、ダバオ・デル・ノルテのパナボ市で実施された麻薬撲滅作戦により日本人ら2人が逮捕された。
地元メディアによると、今回の作戦は、パナボ市警察署とフィリピン麻薬取締局(Philippine Drug Enforcement Agency)の共同で行われた捜査で、ダバオ市カリナン地区在住のNaoki Iguchi 男性 50代の日本人と、パナボ市在住の40代のフィリピン人の2人がパナボ市内で覚醒剤などの違法薬物の密売に関与していた容疑で逮捕された。
共同捜査チームのおとり捜査官は、2人の容疑者との偽取引を設定し、接触に成功し逮捕に至った。今回の偽取引で、20万ペソ相当の違法薬物を押収、その他にも、小袋に詰められた覚醒剤やピストルの他、薬物の売買で得たと思われる売上金を押収した。逮捕された容疑者は現在、パナボ市警察署で身柄を拘束されている。
つい最近、ルソン島で日本人の集団詐欺グループが一斉検挙されたのは記憶に新しいが、ここミンダナオ島でも薬物関連の事件で日本人が関与し逮捕されたことはとても悲しいニュースである。
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