教育者団体のAlliance of Concerned Teachers (以下ACT)ダバオ支部のReynaldo Pardillo氏は、副市長セバスチャン・ドゥテルテ氏に教職員への財政支援を求めていると発表した。ACTは2018年以来、公立学校に努める教育関係者の支援のため、財政支援を市に要請している。
ACTダバオと市議会の交渉はスムーズに進んでいるとは言い難い。ACTは以前、市内すべての教育関係者への支援するため、毎月2,000ペソの補助金と4半期ごと2,500ペソ相当の米の現物支給を市に求めていた。しかし、市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は市の予算では不可能だとして要求を退けた。それに対しACTはFacebookの投稿で、ダバオ市はフィリピン国内で唯一教師への補助金がない都市であると批判した。この投稿からサラ市長とACTとの間に緊張が生じ、その後ACTダバオは謝罪した。続けてサラ市長は、2019年3月にACTダバオとの交渉を中止すると発表した。
Pardillo氏は、副市長へのロビー活動では、教育関係者に年間1,500ペソの補助金を支給する財政支援を要請していると述べた。しかし、ACTダバオは、市議会が少額でも財政支援を決定するのなら、喜んで受け入れるという。
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