環境天然資源省管理局(Department of Environment and Natural Resources-Environmental Management Bureau 以下DENR-EMB)は、現在ダバオ市で進んでいる公共車両近代化プログラム(Public Utility Vehicle Modernization Program 以下PUVMP)が大気汚染への対策になるかもしれないと評価した。
PUVMPは、老朽化の激しいジプニーやバスをユーロ4(欧州排ガス規制)をクリアした新車両に更新するプロジェクトだ。
DENR-EMBのMelvin Dapitanon氏は、PUVMPで配備される全ての車両が、ユーロ4をクリアしたエンジンを搭載すると発表した。同氏は、大気汚染の最大の要因は排ガスであると述べたが、ダバオ市は臨海都市で空気が循環しやすく、現在の汚染の程度は比較的軽微だと付け加えた。
大気の汚染度合いを計測する空気質指数(AQI)では、確かに市の汚染度合いは「安全」なレベルだ。しかし、年々緑地は減っており、人口も増加していることから、決して安心するべきではない。
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