ダバオ市では交通ルールを理解していない人々がいまだにたくさんいる。そしてこれが原因で、今までに複数の交通違反が発生している。
ダバオ市は複数回にわたって交通ルールを強化しており、それに応じて人々も随時順守してきているものの、それでも一部の市民が依然として違反してしまっている。このため一部からは、若手社会人の時点で必要な知識が備わっているよう、初等・中等部における学生のカリキュラムに、交通法と公共安全関連の項目を加えるなどの提案が挙がっている。
教師たちも学生に教える側として、同項目についての教育を受けることになるとのこと。さらに学校側は、ダバオ市災害リスク軽減管理協議会(Davao City Disaster Risk Reduction and Management Office)、フィリピン消防局(Bureau of Fire Protection)、ダバオ市運輸交通管理局(City Transport and Traffic Management Office)より、講演のためにリソース・パーソンを招き入れることもできる。
市内で暮らしていくためにも、交通ルールを理解することはマストである。無知な人間ほど、他者や自分を危機に晒してしまう恐れがあるだろう。