アテネオ・デ・ダバオ大学(以下、AdDU)は、職員の身や学校を危険に晒すような脅迫をした高級官僚に対して、法的措置を検討していることを発表した。
AdDuのジョエル・タボラ学長はこれについて、問題の高官はダバオ選挙管理委員会(Commission on Elections–Davao:以下、COMELEC 11)の局長であるレムラニ・タンブアン氏であることを公表している。
警察の記録によれば、タンブアン氏は学園内で担任の教師と面談し、自身の息子の低い成績について文句を述べたとされている。また、大学側は今回の声明を述べる前に監視カメラの記録映像を検証しており、その結果脅迫を匂わせる発言をしていたことが発覚した。
同学長はまた、教師や大学の経営陣は、世間に公表しなければならないほどの状況に発展する深刻なケースが稀にあることを明らかにし、このような態度を露わにした官僚は処罰を受けるに値すると、同高官を非難している。
副市長のベルナード・アラグ氏も今回の事件について、このような態度は許し難いことで、タンブアン氏に対する教師および大学側の起訴を支持すると述べている。