2016年9月2日、15名の命を奪い、多数の負傷者を出したロハス・ナイトマーケットでの爆弾テロから2年が過ぎた。しかし同夜市はテロの脅威に臆さないかのように、以前にも増して活気であふれ、爆破の再発を許さない兵士たちによりセキュリティが強化されている。
そして今回、事件から2年が経ったナイトマーケットにて新たなシステムが導入されることが決定され、マーケット内の行商人に対し身分証明書(ID)が発行される。これらのIDにはQRコードやoccupancy permitが備わっているそうで、これらを通じてエリアの安全を確実にする予定。
また、ダバオ市のBernard Al-AG副市長は9月6日、同IDは行商人が安全であることを証明することから、より多くの市民を呼び込んで収入を上げることにも繋がると述べている。ナイトマーケットを訪れる市民の安全を確保するためにも、行商人ならびにそのスタッフの取締り・証明はとても重要だ。
さらにダバオ市警察はセキュリティ目的として、同エリアで”No ID, No Entry”といった入場時IDチェックも今月導入したそうだ。